恋人同士の理想の身長差は17cm~20cm?ハグ、キスにちょうど良いのは?

今回はこの「恋人同士の身長差」に焦点を当て、ハグ・キスする場合をはじめ、いろいろな場面での理想的な身長差の基準について、簡潔かつ詳細にご紹介してみます。

身長差が気になるのはステータスのため?

「身長差」これはほとんどすべてのカップルにとって「気にしない」と言ってても気になる、なんともしぶとい〝ステータスの基準〟になってたりしないでしょうか?

「私、身長なんて気にしない」、「僕は身長よりもお互いの愛情の深さの方が大事だと思うよ」というような、恋愛・カップル、または夫婦のあり方を評価するいろいろな感想はありますが、それでもいざ自分たちのことになると、ハグしたり、キスしたりする場合ではとくに、その身長差が〝最大の基準〟になることもよくあります。

身長差は男性が気にするもの?

恋人同士のあり方を想定する場合、果たして身長差というのは男性が気にするものでしょうか?それとも女性が気にするものでしょうか?

こんな場合はよく「男性が気にするもの」とされがちですが、実際にはそうでもありません。女性の場合でも気にする人は気にします。

身長差というのはとくに、2人の体裁・あり方に直接影響するステータスとなるため、場合によってはその身長差だけでカップルの中身までが決められてしまう程、非常にインパクトの強い要素となることがあります。

また行動面でのステータスともなり、たとえばお互いの身長差があり過ぎた場合、なにげにキスしようとしても上手くいきません。

街中を歩いているときでも、周囲の目を気にしてしまうカップルの場合であれば、その身長差がさらに効果を発揮してしまい、「自分の身長が低いばかりに…」と、相手への遠慮を延々覚えてしまう余計な習慣が植え付けられることを心配することも。

一般的な男女の理想的な身長差をみる場合、どうしても「男性が高いほうがいい」と言われます

これは習慣による評価ではなくむしろ文化的な評価の側面が強く、つまり「女性は男性によって(外敵から)守られるもの」とした古来の風習がそのまま息衝いている点が見られます。

だから身長の低い男性にとっては「自分の背が低い…」ということが「女性を守ることができない」というコンプレックスにスライドしてしまい、それだけで相手に遠慮をし続けるといった、スムーズにいく筈の恋愛もギクシャクの関係になってしまう場合がよくあるのです。

この場合、男性は〝無い問題〟を自分で作り上げてしまっている傾向が強く、これもひとえにコンプレックスがなせる業と言ってもよいでしょう。

こんな場合は一先ず、自分に宿っている身長へのコンプレックスを払拭し、相手と自分との相性が実際にはどうなのか、といった、現実的な観点から眺めてみる姿勢が必要です。

女性の方は身長差をどのように感じる?

先述では「男性にとっての身長差」への感じ方をご紹介しましたが、今度は女性から見た身長差への理想や感じ方について見ていきましょう。

女性の場合はまずファッションで身長差を埋める文化が根付いているため、そのファッションでどうとでも変わってしまう身長差に対してはそれほどこだわりを持ちません。

男性の場合は身長に対する固定的な概念や評価がよく見られますが、女性の場合は得てしてその概念は希薄になります。

恋人同士の理想的な身長差を求める場合、女性はむしろ「背はお互いに近いほうがいい」とすることも多く、ぱっと振り向いたときに相手の顔が近くにあることで安心する、といった傾向よく見られたりします。

つまり、女性のほうが「一度好きになった相手なら、その相手の姿・恰好はどんなものでもかまわない」といった確固とした思いを持っているようです。

それでも、「自分のことを常にしっかり守ってほしい」と強く望む女性にとっては、やはり相手の男性にそれなりの身長を望むことが多くなります。

この場合によく言われる理想的な身長差は、だいたい靴を履かない状態で「10センチから15センチ程度(男性が高い状態)」で、「男性のほうが高い」というステータスがそのまま「自分を守ってくれる」という安心感になる場合が多いようです。

恋人同士の理想の身長差は?

先述でもご紹介しましたが、恋人同士の理想の身長差というのは、当人の感じ方・コンプレックス・生活歴などによって大きく変わります。

「相手に守ってほしい」と強く望む女性にとっては、相手の男性はたいてい自分よりも高身長であることが望まれやすく、それほど身長差にこだわらないカップルであれば、身長差よりもお互いの考え方・価値観・相性のほうを重視するでしょう。

それでも身長差というのは、恋人同士で街を歩いているとき、周囲を気にするときなどには、簡単に確認できてしまう〝隠せないステータス〟になります。

そのため、ついそちらに目がいってしまい、そこで「理想的なステータス(身長差など)」をじっくり考え込んでしまうことも多いでしょう。

この場合でも一般的な理想の身長差は〝とりあえず女性より男性のほうが高い〟となり、その差異については細かく問いません。つまり数センチでも数ミリでも男性のほうが高ければそれでOKです。

理想の身長差は「17センチ」や「20センチ」などと、誰が決めたかわからないあいまいな基準が世間で設けられていることもありますが、これは得てしてメディアが勝手に設定している基準であることも多く、鵜呑みにする必要はありません。ひと昔前までは確かにこのように言われていましたが、現代では大きく変わっている傾向も見られています。

〝わずかでも男性のほうが女性よりも高い身長差〟

この状態であれば、現代のカップルの理想的な身長差を求める場合、十分と言えるでしょう。

イメージから見る身長差のメリット・デメリット

ここでは恋人同士や夫婦の間に見られる身長差へのイメージと、それによるメリット・デメリットについて見ていきましょう。

まずは身長差があまりにも大きいカップルの場合です。

たとえば男性が190センチ、女性が150センチのカップルがいたとしましょう。

この場合、どういったメリット・デメリットがあるでしょうか?

男性に自分を守ってもらえる」という女性側の希望だけに焦点を当てれば、このようなあまりある身長差もある意味で必須のアイテムになるでしょうか。

ナンパやストーカー被害、痴漢被害などに遭った場合、そのデカい体躯の男性がすっと前に出て女性を守ってしまえば、たいていの場合、それで問題解決するでしょう。

恋人同士というステータスは、ゆくゆく結婚を想定したものになり、その延長では、2人だけの生活を一歩ずつ約束していくステップのようなものになります。

多くの女性の場合は、まず一番に気にするのはこの〝夫による自分への影響〟です。

自分を守ってもらうメリットはありますが、そのメリットがおっかなさというデメリットに変わってしまった場合には女性にとっては大きな課題となることもあります。

身長差があまり変わらないカップルの場合は、体が大きい男性と比べた場合、見た目の上で圧迫感は加減されます。

しかしいずれの場合も、いつまでも変わらない優しさと深まり続ける愛情があれば、体の大きさは問題にはなりません

このように、実際に2人の生活のあり方を具体的に見ていく場合、あまりに身長差があっては女性のほうでその差を課題化してしまい、交際そのものを敬遠してしまうもったいない場面が幾つもあるというのも事実です。

シチュエーション別理想の身長差

ここでは「シチュエーション別での恋人同士の理想的な身長差」について見ていきましょう。

これは、街中を2人で歩く場合、キスする場面、他人からじっくり見られる場合、この先の2人の生活を想定していく場合など、たとえばいろいろな行動面を想定した上での理想となります。

身長差をどうしても気にする人というのは、たいてい「周囲から自分たちがどう見られているか?」といった他人からの評価を気にしやすい傾向にあります。

ここまでご紹介してきました「理想的なカップルの身長差」を問う上で、この個別のシチュエーションでの理想的な身長差をしっかり観察してみましょう。

あまり身長差だけに視点を当てることはここでは控え、それぞれの場面で本当の理想的な身長差はどんなものか、といった冷静な観点からの評価が必要です。

街中を歩くときの理想的な身長差

まず街中を歩くときですが、これは恋人同士の場合であればほとんど〝周囲の目〟を気にしたシチュエーションになります。

「自分たちが周りからどう見られているか?」を気にし始めたとたん、おそらく男性は〝いざと言うとき女性を守れる身長でいたい〟という理想女性は〝頼もしい男性にしっかり守られている〟という理想を、お互い少しずつ持ち合うでしょうか。

やはり「見た目を気にした上でのシチュエーション」ともなれば、「男性のほうが女性よりも高い」とされる身長差がこの場合好ましくなり、その身長差は一般的に言われる「10センチから15センチ程度の差」というのが妥当となるでしょう。

しかし身長差を気にしないカップルであれば、初めから問題にはなりません。

キスするときの理想的な身長差は17cm?20cm?

次は恋人同士の営みとも言える、キスをする場合の理想的な身長差についてです。

キスする場合というのは、必ずお互いの顔の位置が近くなければなりません。男性のほうが高い場合なら女性に顔を近づけ、ドラマでよくあるような、ロマンティックなムードでのキスシーンとなるでしょう。

結果から言って、この場合の身長差はまったく問題ではありません

お互いの身長差がどれだけあっても、男性が高い場合であれば、男性が女性の身長に合わせれば済みます。

ここでどうしても恰好が気になる場合は、「キスする」という目的よりも、むしろその外見のほうに捕われています。つまりキスは2番、3番目の目的になっており、まず「周囲の人たちからどのように見られているか?」という他人の評価を気にした恰好です。

この周囲からの目という点だけに基準を置くと、10センチから17センチていど男性のほうが高い身長が理想となるでしょうが、これは「キスを目的とした身長差」ではありません。他人の評価を気にした理想の身長差になります。

 

・キスすることだけを目的にした場合、その身長差は問題にならない

 

・キスする恰好を他人の評価に任せた場合、その身長差は10センチから17センチ程度

 

このような感じが理想となるでしょう。

友達に見られるときの理想的な身長差

この〝特定の人に自分の彼氏/彼女を紹介する場合・見せる場合〟というのは、他の日常的なシチュエーションの場合とは少し違ってきます。

特定の友達というのはこの場合、他の友人よりも親しい友人を指し、また自分の身内であったり、あるいは両親であったりする場合が含まれます。

そのため、その後の交流を想定した上での紹介となります。

つまり、自分たち(恋人同士にある両者)のことをよく知ってもらうための紹介であり、この場合は〝必要以上の見栄〟を張ったりせず、ありのままの自分たちを知ってもらうことに目的が置かれます。

だから身長差よりも、むしろお互いがその後も上手くやっていけるかどうかの相性のほうが重要視されることが多く、身長差はこの場合も問題ではありません。

それでも初めのうちはやはり体裁を繕おうとする気持ちがあるため、それなりに虚勢を張った紹介になる場合もあります。

いずれにせよ、〝素顔の自分たち〟を知ってもらうための紹介となるでしょう。

空想の中での理想的な身長差

ここで少し変わった視点から、「空想の中での理想的な身長差」というのに焦点を当ててみましょう。

これはつまり、男性・女性にとって、現在から今後の自分たちの〝カップルとしての理想的なあり方〟を勝手に想定する場合になります。

まさに〝理想〟だけに視点を当てた想定となるため、現実を無視した上での自由な設定が可能となります。そのぶん、お互いの正直な思いが、さらに引き出される結果ともなるでしょう。

 

・男性の場合の理想像は、やはり相手の女性よりも(最低でも)10センチは自分のほうが高く、いざと言うときにその女性を守れる王子様のような存在でいたい

 

・女性の場合の理想像は、相手の男性よりも、自分のほうがこじんまりとして可愛らしく、身長差は「男性の理想像」をそっくり採用したもの。

 

やはり理想だけが先行する形で身長差を決めてしまうので、諸問題や、世間の評価などという自分の理想にとって〝余計な情報〟はすべてカットされます。

男性は王子様に、女性はお姫様に、といった具合で、男性らしさ・女性らしさが全面に出てくる理想になるようです。

理想的なカップルの身長差は?

さて、ここまでを振り返ってみて、「理想的な身長差」というのは本当に必要なものなのでしょうか?

たとえば「愛する女性を守るために高身長が必要」と言う場合、それなりに状態・環境設定を整えればことは済みます。

また、街中や日常生活で、「周囲から自分たちがどう見られているか」といった他人の評価に配慮した理想の身長差を求める場合は、気持ちの切り替えや、相手との相性を良くすることで、その問題・課題は解決されることがたくさんあります。

幸せなカップルとしてずっと2人で過ごしていって、お互いに壮年期・老年期を迎えた場合、たかが身長差によってその関係がすべて壊れるなんてことはほぼ有り得ないでしょう。

少し想像してみただけでも、〝理想的な身長差がどのカップルにも必須…!〟という図式は簡単に崩れます。

つまり、恋人同士や夫婦にとって、本当に幸せを勝ち取ろうとする場合は、身長差はただのオプションに過ぎません。

身長差へのコンプレックスが強くあっても、それをカバーするのはやはり愛情で、たとえ見上げられるような〝理想的な身長差のカップル〟がいたとしても、当人同士の相性が悪ければすぐに破局します。

この点を見るだけでも、身長差は恋人同士が持ち合う絶対的な「理想」とはなり得ません。

まとめ

いかがでしたか?

〝恋人同士の理想的な身長差〟に対するそれまでのイメージは変わったでしょうか?

身長差というのは、飽くまでも〝見た目のステータス〟に過ぎず、2人のその後を安泰させていくための必須の理想とはなりません。やはりどの場合でも〝最強の武器〟となるものは、お互いを支え合う愛情・中身でしょう。

実際に男性のほうが背が低く、女性のほうが体も大きく背が高いカップルというのは世の中に多く見られます。

ここで少し、カップルが成立する際によく見られる人間の心理についてご紹介しましょう。

たいていのカップルというのは、「自分にないものを持つ相手」を好み、それは身長差や体格の違い、また才能のあり方や、趣味の違いなどに波及する形で表れます。

〝話が全然合わない!〟と言われていた2人でも、いざ蓋を開けてみればくっつき合う可能性は普通にあります。

つまり多くの恋人同士というのは、〝ないものねだりの習性〟によってお互いを必要とし合い、その後もずっと「自分にないもの」を持つ相手を尊重する形で支え合う姿が多く見られます。

この場合では、〝中身重視〟が基本となり、相手の姿かたちがどんなであろうと、まずは自分を心から大切にしてくれて、その上で明るく、落ち込んだときでもお互いに励まし合えるような、ギブアンドテイクを促進できる相手をパートナーに選ぶでしょう。

だから、背が高い女性は背が低い男性を選び、逆に背が高い男性は背が低い女性を選ぶ傾向が普通にあるのです。

これは生理的な惹き合いになるため、見た目のそれより強いでしょう。

どんなに恰好が良くても自分を大切にしてくれなければ、その恰好が良いぶん、相手を〝早く忘れてしまいたい!〟なんて思わせてしまう傾向もあります。

本当に理想的な相手をパートナーに選ぶ場合、その人の見た目よりも、実際に付き合っていく上で〝安心できるかどうか?〟を基準に置き、両者にとっても実りの多い出逢いが期待されます。

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