皆さんこんにちは、今回は「国際結婚に向いてる人と向いていない人の特徴や共通点」をはじめ、その傾向を見極めるための「自己診断テスト・チェック表」もご紹介したいと思います。
国際結婚というのは普通にする国内結婚と違い、やはり多くの困難と立ち向かう覚悟が必要になる場合もあり、また外国人を受け入れるための許容も持たなければなりません。
もちろん愛し合う2人同士であれば問題ないことですが、それでも、その状態にたどり着くまでに大変さがあります。
今回はいろいろなケースでの「向いてる人・向いてない人」の特徴のご紹介をはじめ、お役立ち情報にできる内容をお伝えします。ぜひご参考に!
Contents
国際結婚が向いている人の特徴は?
ここでは、具体的に国際結婚が向いている人の特徴を挙げていきたいと思います。
「人類皆兄弟」を地でいける人
「人類皆兄弟」と言われるとなんだか大げさなイメージが湧きますが、これは国際結婚する場合、けっしてバカにできない言葉になります。
この言葉の背景には、「どの国籍の人でも自分と同じ人間だ」と尊敬できる基本的な姿勢が必要で、その上で、誰でも愛せるという貴重な性格そのものを指しています。
とくに日本というのは島国ですから、外国の人と付き合うというだけで、良い意味でも悪いでも身構えてしまう傾向にあります。
でも、そんな国籍を壁を乗り越えられることがまず国際結婚には大切で、それを足掛かりにしてその後の交際へと発展して行けます。
日頃から国際文化に興味を持ち、いろんな国の人との交流・交際を楽しむことができる人は、おのずと国際結婚に向いている人となるでしょう。
国際結婚に向いていない人はこの逆です。
日本人以外の人(外国人)と交流・交際することに、なにやらの不信感や疑問をどうしても感じてしまう人というのは、まずその点から直さなければなりません。
しかし一度付いてしまった習慣というのは長い間かけて付くものとなるので、簡単には払拭できないでしょう。この点に、難しさがあります。
また、「生理的に外国人を受け入れられない」と感じてしまう人も中にはいるため、そういう場合もその性質から直すことが必要になってきます。
言葉の壁に悩まない人
外国人と交流・交際する場合に、まず支障となるのが〝言葉の壁〟です。
他にも文化の違いや習慣の違い、また島国ならでの価値観と大陸で培ってきた価値観の違いなどといろいろ言われますが、どんな壁よりもまず困難になるのはこの〝言葉の壁〟になるでしょう。
言葉が思うように通じれば、文化の違いなんていうのは初めからわかって付き合うのでさして問題ではありません。
「なるほどそんな考え方があるのか~」や「うん、そういう習慣も僕/私はアリだと思うね」などと習慣・文化の違いは比較的鷹揚に受け取れますが、その思いを伝える際でも言葉が通じることが第一です。
なので、日頃から外国語に興味を持ち、「言葉さえ通じればいろいろな人と楽しく語り合える!」と思える人はそれだけで国際結婚に向いてる人となるでしょう。
しかし、「語学を勉強するのはダルイ…」「今さら勉強なんてしたくない」と思ってしまう人は、まだその時期ではないことも考えられ、語学をきちんと学べるタイミングを待つことも大切になるでしょう。
シャイな人は国際結婚は難しいかも…?
これは〝言葉の壁〟を克服する時でもよく見られる非常に日本人らしい傾向ですが、ちょっとしたことでも自分の思いを伝える場合、自分の気持ちをストレートに英語で言うことに何かしらの恥ずかしさを思ってしまう人がいます。
これは、普段使い慣れていない言葉をしゃべることで、「自分の思いをきちんと相手に伝えられるのかな…」といった不安に似た心と、単に「国際的な舞台で自分が活動すること」そのものにシャイになってしまうパターンの2通りがよく言われます。
言葉の壁はすんなり越えられても、このシャイな性格によって外国人と上手く語り合えないという人もいるくらいです。
つまりこれは、日本人気質と外国人気質の大きな違いも含まれ、外国人の率直な考え方に日本人としてあまり付いていけず、コミュニケーションの点でシャイになる人がかなり見られます。
日本人というのは、世界の国々の人々から見るとやはり遠慮がちな国民となるため、この点を上手く克服しておくことが大切になるでしょう。
逆に言えば、この点でシャイにならず、どんどん自己アピールできる人というのは国際結婚に向いてる人と言えます。
国際結婚に向いてる人の共通点
さて、国際結婚に向いてる人というのは先述の内容も含めて、一体どんな共通点を持っているのでしょうか?
少しここでおさらいも含め、その辺りの特徴・傾向などを見ていきましょう。
・新しいことを学ぶのが好き
・好奇心旺盛
・そもそも外国が好き(文化や風習、歴史、風土などを含め)
・英語で話すことが好き(自分が違う人間になった気分になれてそれもいい)
・旅行好き
・アウトドア
・インドアでも、ネットを通じていろいろな人と触れ合うのが好き
・どちらかと言うと邦画より洋画のほうをよく観る
・邦楽より洋楽のほうが好き
・もともと外国の友人が多くいる
・生まれ育った環境が国際的だった(ホームステイや留学など)
・翻訳の仕事が好き(洋画好きに含まれる)
・もともと一人で行動するのに慣れている
・ロマンティックなムードが好き
・自己主張がきちんとできる(「イエス」「ノー」をはっきり言える)
他にもいろいろありますが、基本的に「新しいことや変わった事に触れることが好きで、外国の雰囲気に昔から興味を持っていた人」というのが、この場合の国際結婚に向いてる人の大きな特徴・共通点になるでしょうか。
〝家庭環境がもとから国際的だった〟というのは、これはほぼ生れ付いて持つ環境でしょうが、それでも自分からそういう国際的な広場へ出掛けることもできるので、この点は上手くすれば習慣にできます。
また「洋画・洋楽が好き」や「一人で行動するのに慣れている」などというのは、普段の趣味や習慣に見られることなので、これも人によっては簡単に克服できるでしょう。
ここで最も大切なのは、「日本人・外国人を問わず、できるだけ多くの人と接すること」で、それが実際に会う場合でもSNSを通じてでもどちらでもよいので、そういった〝心のアウトドア感覚〟を持ち合わせておくことがおすすめでしょう。
国際結婚に向いてる・向いてないを決める自己診断チェック
先述でご紹介した「国際結婚に向いてるの特徴・共通点」をそのままチェック項目に置き換えてもかまいませんが、もう少し突っ込んだ内容で診断チェックをお伝えしておきましょう。
今度は、各チェック項目に当てはまってしまう場合は「国際結婚に向いてない人」の特徴バージョンでご紹介します。
・インドアのままで、誰とも会いたくない
・日本人以外の人とはどうしても付き合いたくない(意図的に)
・国々の歴史にこだわる上で、特定の国を攻撃してしまう
・外国人と接すること自体が恥ずかしい
・外国人と聞くだけで怖くなる
・どうしても日本と外国とを比べてしまう
・日本が一番だと常に心で決めている
・国々の優劣を決めるクセがある
・「日本人は日本人と付き合うのが一番」という古い偏見を持っている
・異国文化を経験することが不快に感じる
・生理的に外国の人や文化と合わない
・どうしても恥ずかしくなってしまう
他にもあるでしょうが、ざっとあげればこんな感じです。
とにかく「外国人との交流・交際」に対して何らかの不信感を持っている場合や、「日本人だから同じ日本人と付き合うのが一番」と強く思っている場合は、なかなか国際結婚の壁を乗り越えることはできません。
この場合のポイントは「意図的にそう思うかどうか」で、「本当は交流したいのに、それがなかなかできないでいる…」という場合はさほど問題にはなりません。
つまり、意識的に「外国人とは交際しない」と決めている場合が難しいのです。
これらのチェック項目にもし当てはまる場合は、まず「自分が意識的にそう考えているのかどうか」を確認してみましょう。その場合に意識的でないなら、練習次第でその壁は克服できます。
まとめ
いかがでしたか?
国際結婚というのは基本的に国内結婚の場合と変わりませんが(2人同士の関係では)、しかしその〝結婚できる状態〟にたどり着くまでが難しいものです。
自分ではこうしたいのに、それを思うように伝えることができないという言葉の壁や、「どうしてこの場面であの人はこうするんだろう…?」などといった文化・習慣の壁などもあり、その点を克服するのはやはり〝2人で乗り越える問題〟となるでしょう。
自分が国際結婚に向いてるか・向いていないかを決める前に、まずは意識して「自分と外国・外国人との対面・対話」を大切にしてみましょう。
そうすることで、それまでに気付かなかった「自分と外国人との新たな関係・魅力」のような見えてくるかもしれませんよ?
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