社会人デートの理想の回数やペースは？会う頻度で恋の長続き度が違う？

社会人になって特定の人と交際を始めた場合、その理想のデートの回数・会う回数は実際にどれくらいが良いのでしょうか？

普段はあまり考えないようなことかもしれませんが、いざ実際に交際が始まると、この「デートの回数」をはじめ、メールの回数や電話の回数・頻度について真剣に悩んでしまう人も多いようです。

あまりしつこく電話をするとウザいなんて思われるかも、デートにしても相手の都合に配慮するとあまり多くないほうがいいのか、メールの回数にしても、あんまり多過ぎると焦っているように見られてしまって、煙たがられる原因になったりしないだろうか…いろいろあると思います。

こんなとき、「世の中のカップルの平均的な回数」というのはどういうものか、という世論的な評価が気になり、もしそれが分かればそれに見合った回数で落ち着かせようと試みますね？

今まではそんな内容のことを具体的に紹介しているサイトや雑誌はほとんどありませんでしたが、現代ではそれがあるんです！

ぜひご参考にしていただき、理想的なカップルの進展が期待できる土台にしてみてください。

理想的なデートの頻度は？

学生同士のカップルがデートするとき、その頻度は学校の帰りやプライベートでの時間を含めて、だいたい平均して多い場合で週に3日、少ない場合で1日などと言われます。

これは主に学校ですでに会っているからわざわざデートの時間をしっかり作らなくてもいい、なんて気軽な状況があるためともされますが、それでもカップルにとっては〝一緒にいる時間（2人だけの時間）〟というのはやはり大切なもので、そのための時間を週に1日でも確実に獲得しておくことはどのカップルでもしていることでしょう。

さて、この状況が社会人になるとどうなのか？

ということですが、これは社会人の場合になれば〝仕事〟という要素が組み込まれてきて、さらにお互いの生活事情やプライベートでの時間を有効に（自分のためだけに）使いたいといったやや保守的な状況も出てきやすくなるため、学生同士のカップルの場合とは違ってくることが多く見られます。

社会人になって交際が始まった場合、その平均的なデートの回数は「月に1回から3回」程度が理想となるようです。

しかしこれは男性の場合と女性の場合とで違ってくるため、デートに対する考え方や相手に対する思いの強さなどによって、お互いの理想が食い違ってしまうことがいろいろ見られてしまいます。

次章からこの辺りのことについて深く見ていきましょう。

男性の場合の理想的なデート回数

まず社会人になって交際する際の、男性側の理想的なデートの頻度についてです。

男性の場合は女性への「好き」という想いが女性よりも強く出る傾向があるため、できれば「週に1回ペース」でとりあえず会っておきたいとする場合が多いようです。

しかしデートというのは学生時分からでもそうですが、だいたい「男性が女性の分までおごる」という固定的な風習が根付いているため、男性にはデート用の〝お金（またの名を資金）〟の確保が必要になります。

この出費に配慮する面で、「週1ペースが理想だけど、現在のお金のことを考えると給料日前後がいいかも…」とやや保守の姿勢が芽生える形で、仕方なく月1ペースになってしまう場合もよくあります。

それでも男性にとっての理想のデート回数は〝少し会えなくなると不安…〟といった心理面の作用が大きくなる傾向があり、その理想だけで言えば週1回から2回ほどが良い、となるでしょう。

女性の場合の理想的なデート回数

次に女性の場合ですが、女性は男性と違います。

交際が始まった初期頃と中頃、またしばらく日数が経過した頃合いでデート回数への考え方に変化が生まれるもので、初期頃は「週1から2回ペース」、中頃になれば「月に1回でも2回でも大丈夫」、落ち着いてくれば「月に1回、べつに2カ月に1回でも気持ちがつながっていれば大丈夫」となります。

この場合でも女性個別によって違いますが、だいたいデートのときに女性が気にするのは〝オシャレの面〟、つまり化粧やファッションへの気持ちが男性よりも遥かに強くなるため、それだけで（彼氏に見せようと外見を気にする女性はとくに）面倒臭さが先にきてしまうことがあります。

しかし気持ちの面・理想の面から言えば男性と似ており、本当に好きになった相手とできればいつも一緒にいたい、と考えるのが自然の傾向で、相手の事情に配慮した上で良ければ「週1でも全然かまわない」といった、やや鷹揚な姿勢でいる傾向が見られます。

デートは回数が重要ではない！

先述では「社会人になってからの理想的なデート回数」について、男性・女性側に分けてご紹介しましたが、ここでは「デート回数そのものの重要さ」について細かく見ていきます。

デートというのは基本的に〝お互いの気持ちを確認し合う時間〟ともなるため、真剣に将来を約束し合ったカップルにとってはどんな場合でも大事なものになります。

しかし場合によっては「デートすること」が名目的な看板となってしまい、〝デートしておけば大丈夫〟、〝これだけきちんと会ってるんだから上手くいくだろう〟とした、デートすることによって「すべてが上手くいく」と決めてかかってしまう傾向も少なからず出てきます。

真剣に交際するすべてのカップルにとっての問題は、デートする回数ではなく、飽くまでもお互いの愛情の深さ、絆の丈夫さにあり、デートはその2人の絆を丈夫にしていくための共有時間になります。

だから「デートしているから大丈夫だろう」というのは、ただデートにかこつけた安心を拾っている姿になるため、場合によっては〝デートを重ねながらでも相性が悪ければ冷めていく…〟といった悲しい結末が待っていることも普通にあります。

「すべてのカップルにとって重要なのは、デートの回数よりもお互いを想い合う愛情の深さ」このフレーズを常に胸に秘めておくことが大切です。

社会人の理想のデートの回数やペースは？

先述でも少しご紹介しましたが、ここでは社会人個別での「理想のデート回数・ペース」についてご紹介してみます。

社会人となれば学生の場合と違い、仕事とプライベートといった、2つの生活面の両立が出てきます。

つまりカップルがデートする場合にはこの2つの生活を有効に使い分け、その合間を縫う形でのデート、というのが一般的なあり方となるでしょう。

その場合に必要となるのが「相手の事情に対する配慮」で、相手が仕事でどうしても抜けられない場合にはその日のデートをキャンセルしたり、仕事のプランが詰まっている場合は別日にしたり、休みの場合でも相手が疲れている場合は遠慮することも必要になったりと、相手を思いやる気持ちの大切さが学生のときよりも顕著となります。

こうした背景を踏まえる上で、社会人が持つべき理想的なデート回数・ペースは、できれば週に1回、普通は余裕を見て月1回、といったペースにしておくのがベターで、とにかくお互いが無理なく会える状況を作っておくことが優先されるでしょう。

会えない時は自分磨きの時間に！

先述でもご紹介しましたように、社会人になると「どうしてもデートできない場合」というやむを得ない事情が必ずあるものです。

そんなときには相手への不満を漏らすことなく、〝自分磨きのための時間〟として有効に使い分けることが大切になるでしょう。

女性の場合であれば、今度会うときのためにたくさんファッションを考案して衣服・小物を取りそろえたり、または習い事（料理・お花・着付けなど）に精を出してお嫁修行をしてみたりして、とにかく女子力アップにつながる工夫をしてみるのもよいでしょう。

また男性の場合であっても仕事の能力を上げるための勉強をしたり、DLYの技術を上げたり、いろいろな方法で自分の〝人間力〟をアップさせることが、その後の2人の生活・将来を思う上でも有効な時間の使い方となるでしょうか。

このように、空いた時間を自分にとって有益に使い、その行動が2人の将来につながる形になっていれば、お互いに1人でいる時間でも「2人のための大事な時間」としてつなぎ合わせることができます。

もちろん趣味に当ててもよく、ただ自分が楽しむための時間として有効活用しても、愛し合う当人同士にとっては嬉しい時間となるでしょう。

デートの頻度が少ない方が結婚に結びつきやすい？

次に「デートの頻度」と「結婚できる確率」の関係についてのご紹介です。

世間ではよく、「デート回数が少なければ、それだけ結婚に結びつく可能性も大きい」などという標語のようなものが言われます。

実際にすべてのカップルの場合がそういうわけではありませんが、しかし、デートの回数が少ない場合は〝相手を想う気持ち〟がさらに高まる効果もあるので、一概にウソだとは言えません。

これは男性・女性問わずの心理面に影響した確率となります。

つまり、「相手が自分と会ってくれないけれど、その相手は自分のことを本気で愛してくれている（自分も相手のことが好き）」といった相思相愛の状態がまずあり、なおかつ会えない日が続くことによって「その相手を確実に自分のもとへ繋ぎ止めておきたい」といった安心感を得るための行動に見られます。

この場合は上記のように〝相思相愛の状況〟にあるカップルがもちろん前提となりますが、お互いになかなか会えない状態になれば「その間に誰かに取られるかも？」という不安が芽生えることは自然にあり、その不安を一刻も早く解消したい気持ちの表れともなります。

またこれとは別に、「離れていることによって、その相手の存在が自分にとってどれだけ大切なものかがよくわかる」という、離れることによって得られる愛情の作用もあります。

遠距離恋愛というのは昔から「続かない」と言われがちですが、それでもその遠距離恋愛だったからこそ交際が長続きした・結婚したカップルも実際に多く見られており、その最たるものとしてあるのは国際結婚などがあるでしょう。

このように、「なかなか会えない相手を早く自分のもとに置いて安心したい」という心理と、「離れているからこそ相手を大事に思う」という心理の相乗効果によって、「デートの頻度が少ないと結婚に結びつきやすい」という事実は確率的に高くなるとされます。

まとめ

いかがでしたか？

今回は「理想的な社会人デートの頻度・ペース」と題してご紹介してきましたが、少しでも皆さんのお役に立てたでしょうか？

社会人になるといろいろな事情が複雑に重なってきて、学生時分ではスムーズにいってたデートでも、その事情によってキャンセルされてしまうことが多々あります。

仕事とプライベートの両立を図りながら、デートの時間を確保することになるため、どうしてもお互いの都合が合わせる必要があり、そこで一悶着も二悶着もあったりします。

大切なのは「相手の事情や都合に配慮できること」で、この姿勢をいつも忘れずに持っておくことになるでしょう。

「そんなのカンタンだ」「それくらいいつもやってる」と言う人も多いでしょうが、これが「いつも…」となると、なかなかにむずかしいものです。

ついワガママが出てしまったり、疲れているときなどはとくに、相手への配慮をおろそかにしてその気ままを通そうとするものです。

常に相手への思いやりや愛情を確認し合い、自分のことより相手の幸せを思う姿勢の確保を練習し、自分のことだけでなく「2人の将来」を優先する交際を目指しましょう。