スピード結婚する方法は？男性が結婚を決めるきっかけ・決めて・交際期間は？

皆さんは「スピード婚」がどんなものかご存知でしょうか？今回はこの「スピード婚」に焦点を当ててみて、理想的な結婚を目指そうとする男性がスピード結婚を決めるきっかけや決めて、また交際期間をはじめ、男女の行動パターンをご紹介してみます。

この言葉は最近の流行語にもなった程の言葉で、その名の通りに「出逢って数週間・数か月で結婚を決めてしまう！」といった、一般的な交際のペースからかけ離れて早い結婚のことを言います。

このスピード婚はとくに〝男性が求める結婚観への心理〟に多く見られると言われ、一説では「できるだけ早く愛する女性を自分のパートナー」として迎え入れたい、あるいは「その女性を早く自分のモノにしたい！」といった、やや焦りの気持ちが働いているとも言われます。

スピード婚を考えている人は、ぜひ一度、ご参考にしてみて下さい。

スピード婚を求めるきっかけ

いわゆる「スピード婚」というのは男性に多い心理と言われており、「早く相手の女性をパートナーとして迎え入れ、自分の社会的ステータスを充実させたい」とした心理的作用が強く出ている行動とも言われます。

つまり男性の場合は女性よりも、「自分の社会的ステータスを強く気にする」といった性格的傾向がある分、特定の女性とただ交際しているという状態から抜け出て、「〝結婚〟という不動のステータスを獲得したい」となるようです。

もちろんこの心理面以外でもいろいろなスピード婚を求めるきっかけはありますが、どの場合でもそのきっかけを求めるのは男性であることが多いようです。

逆に、若い女性のほうからスピード婚を求める傾向はほとんど見られません。

ただし、アラサー世代・アラフォー世代になってくると、だんだん体力的な衰えを男性・女性ともに感じてくるため、世代が進むにつれて、女性のほうからこのスピード婚を求める場合も増える傾向になります。

女性が求める場合には「出産の適齢期」が強く作用していると言われます。

気が早い

このスピード婚を求める場合、単に「気が早いから」という理由も目立ってきます。特定の女性と交際した男性がたとえば「その女性しか自分のパートナーになる人はいない！」と決めて掛かってしまえば、それだけでスピード婚を求めるきっかけはできてしまいます。

この場合に注意すべきことは、もちろん「将来のことをきちんと考えたのか？」といった結婚観・人生へのビジョンのあり方が求められる点です。

スピード婚というのは多くの芸能人でも「電撃結婚」という別名で有名になっており、それだけで華やかに見えることがあります。

しかし、結婚はいっときのものではなく、その後もずっと継続されるものですので、結婚前にはきちんとお互いの価値観や相性を確認しておく必要があるでしょう。

焦って結婚を決めることはなるべく避けましょう。

相性が抜群だった

これも男性の心理に多く見られる傾向ですが、出逢ってすぐに相手の女性と自分の相性がよいと認め、その良い点だけを大げさに取り上げ結婚を決めてしまうことが、この場合の大きな背景となっていることが多いです。

この場合も「早くその女性を自分のモノにしたい」という男性の心理が強く働いている点が見られ、煎じ詰めていくと、自分の社会的ステータスを考慮した上でのややオプション的な決意になっていることがあります。

交際し始めてからすぐに男性から結婚を迫られた場合、女性としては、一度冷静になってお互いの相性・価値観を見直し、本当にその後もやっていけるかどうかを確認することが大切です。

子どもが欲しい

この「自分の子どもが早く欲しい」というのは、男性・女性にとって共通の話題・課題になることが多いです。

もちろん結婚しなければ子どもを持つことはできないため、必ず相手の了解を得た上での、合意のもとでの夢となります。

そうした〝自分一人ではできない物事・夢〟になるため余計にスピード婚を求めてしまう男性・女性も多く、とくに女性の場合は自分の体力と相談しながら出産の適齢期を決めていくため、この場合は男性よりもスピード婚を求める姿勢が強まることでしょう。

人間は他の動物と同じように「子孫を残す生き物」でもあり、その本能にしたがって「子どもが欲しい」となる衝動も確かに見られます。

これを背景にした上で自分の子どもを持つことに、男女ともに並みならぬ執着を持つことも事実です。

彼女の妊娠をきっかけにしたスピード婚

これは恋人として交際している間の経過になりますが、きちんと避妊をしなかったせいで彼女が妊娠してしまい、そのことをそのままスピード婚のきっかけにする場合もよくあります。

しかしこの場合は注意が必要で、たとえ男性・女性の一方、あるいは両方に「結婚する意志」がなかった場合でもそのきっかけになってしまうため、それで結婚した場合には離婚率も上がってしまう事実が見られます。

幸せな結婚を望む際にはきちんとした交際を心がけ、男性・女性ともにしっかり結婚することへの意思を持ちながら結婚に臨むことが大切です。

初めから「結婚を前提した交際」だったので

初めから結婚を前提にした交際の場合では、結婚することがあらかじめ決められた〝約束事〟のようになるため、その結婚の時期というのは「結婚できる準備が整ったとき」となるでしょう。

この準備が整った時期がすぐであったなら、それはそのままスピード婚として認められることになります。

もともと結婚を前提にした交際をする上では、男性・女性とも結婚願望が強くあるということなので、この場合のスピード婚にはとくに大きな問題はないでしょう。

年齢的に焦り出したから

先述でも少し触れましたが、女性には出産の適齢期があり、男性には社会的ステータスを立派に持ち合わせる頃合いというのがあります。

つまり女性の場合は、「自分が体力的に子どもを産んでも大丈夫な時期」を見計らった上でのスピード婚となり、男性の場合は「そろそろ社会人としての身固めをしておきたい時期」がその頃合いになります。

子どもを育てていく場合でも、男性・女性ともに親としての体力・財力がなくてはならず、子どもが10歳のときに自分たちが60歳などになる場合、やはり男性・女性ともに子育てそのものがしんどくなります。

こうした子育てに関する適齢期というのをおそらくすべてのカップルは考えており、少なくともきちんと自分たちで子育てができる頃合いを見計らった結婚が理想となるでしょう。

元カレ・元カノとの再会がきっかけ

つまり、一度交際した相手であれば、相手がどんな人かだいたいわかっていることもあり、その上でお互いの成長を見計らい、そのまま結婚に踏み切るという形になります。

これは「一度、以前に付き合ってお互いをよく知っている」という他人感のない状態が土台となっており、そのため他人との間には感じられない安心感がその効果を発揮している場合が多いです。

実際に元カレ・元カノとの交際が復活し、そのまま結婚するという経過は多く見られ、そのまま幸せな家庭を築いているカップルもいます。

占いなどによって

これは稀な例になりますが、「恋愛占いでこの時期に結婚したほうがよい、というお告げを聞いたから」という理由をきっかけにして、スピード婚を迫る男性・女性も実際にいます。

この例ではとくに女性の場合が多く、縁起を担ぐような状態で自分たちの婚期をやにわに決めてしまう姿勢になるでしょう。

この場合でも注意すべき点は、本当に相手と自分の相性をきちんと確認できているか、また、結婚後の生活のことや子どものことに配慮できているか、などといった展望の確かさになります。

焦って結婚する姿勢に似ているため、この場合も急いては事を仕損じるといった失敗に終わる経過をたどらないようにしましょう。

一般的なスピード婚の交際期間

さて、スピード婚というのは具体的に「どれくらいの交際期間」を指して言われるのでしょうか？

ここで簡単にスピード婚の交際期間をピックアップしておきます。

・1か月未満

・3か月未満

・半年未満

・1年未満

・2年未満

だいたいこの辺りの期間がスピード婚の交際期間と言われており、とくに1か月未満の場合では数週間で結婚を決める、といったきわめて早期な結婚も見られます。

だいたいスピード婚の平均的な交際期間は「3か月から半年」程度と言われ、この場合は先でご紹介しましたように、それまでに一度交際したことがあるカップルの例も含まれます。

また、本格的に交際する前に友達として相手のことをよく知っている例もあり、いきなり初対面からの交際でこのようなスピード婚を決めたという例はあまり見られません。

スピード婚のメリットは？

スピード婚のメリットとして最も大きいのは、まず「自分たちの早く結婚したい」という希望が早期に叶うことで、これだけで男性・女性とも満足を得られるきっかけになります。

次に、それからすぐに子どもを持つことができる点で、もしアラサー世代・アラフォー世代のカップルであれば、この点が非常にありがたいメリットになるでしょう。

またスピード婚によって気分の高揚が保てるという利点もあり、つまり勢いで結婚した分、その後も勢いでいろいろな物事（仕事や趣味など）にも覇気をもって勤しめるという、日常生活でのメリットにつながることもあります。

スピード婚のデメリットは？

次にスピード婚のデメリットですが、トップにくるものはやはり「離婚率が高い」ということでしょうか。

スピード婚というのはその名の通りに「お互いのことをきちんと確認しないまま結婚する」といった勢い任せの傾向もあるため、結婚してから「お互いの価値観が合わなかった」や「やっぱり2人の生活はしんどい」などといった、後悔に似た理由で離婚する場合がよく見られます。

さらにもっと大きなデメリットとして、子どもがすでにできていた場合の離婚です。

この場合はもちろん養育費のこと、その後の慰謝料の件などが発生するため、結婚する前よりもさらに大変な状態に置かれる場合が普通にあります。

子育てというのは社会人としての義務なので、この養育費・慰謝料の負担を放棄することはそれだけで犯罪になってしまいます。

またスピード婚というのは先述のように「勢い任せで結婚する傾向」が強いため、初めはラブラブでも冷めてしまえば、とたんに相手にどう接してよいかわからなくなることも多いです。

まとめ

いかがでしたか？

今回は「スピード婚の実態」に迫ってみた上で、スピード婚を望む男性・女性の心理や状況についてご紹介しました。

スピード婚というのは世間的に聞えがよい場合もあり、それだけで何となく〝華やかなイメージ〟がついたりすることがあります。

これはひとえに「結婚」という華々しい舞台に立ったことがその主な理由とされますが、その実、することは結婚と変わらないため、「本当に結婚生活をきちんと送れるかどうか？」が後で問われることになるでしょう。

スピード婚というのはだいたい「お互いのことをよく知らないうちに結婚してしまう場合」が多く見られるため、それによって後々後悔することも多く、想像していた生活とはかけ離れた生活を送る場合も多々あります。

つまり、結婚する場合にはどんなときでも、まず相手のことをきちんと確かめ、その相手と本当に結婚生活を送ることができるかどうか、といった普通の結婚を決める際に求められる視点を同じく持つことが大切です。

スピード婚を希望している人は上記の点をしっかり踏まえておき、結婚後に後悔しないよう、あらかじめ準備しておくことが大切になるでしょう。